「ポンにゃ」って書くだけでゲームが特定されるの、すごいよね。

麻雀の話

麻雀って熱の上がる周期ってのが自分の中にあって、ガっとやりたくなる時といったん距離を置こうと思う時が交互に訪れるのですが、最近は熱の上がる周期のような気がします。というのも、ここ数年の麻雀コンテンツの盛り上がりってすごいと思うんですよ。特に最近自分が見ていたのはMリーグとにじさんじ杯なのですが、AbemaでやっているMリーグを見ると、麻雀ってこんなに奥深いんだとトップオブトップの凄さを思い知るし、YouTubeで行われている、にじさんじのライバーが集まって行われたにじさんじ杯は、麻雀覚えたて、から、ちょっとかじって自信を付けましたってレベル、運をうまく使う人、普通に強い人、様々なレベルの人が集まって(予選は東風戦で)トーナメントをするので、弱くても勝つ可能性がありつつ、強い人、勢いのある人が抜け出すさまが見て取れて、それはそれは楽しく、自分のレベルに合わせて盛り上がれるものでした。

解説の話

上記の二つが面白く感じる理由って解説のウマさがあると思うんですよね。それぞれに味があって、Mリーグの方はプロであることを前提とした煽り合い掛け合いがテンポよくまた解説の想定している手との差を楽しめる構造になっているのに対して、にじさんじ杯の方はうまい手をひたすらほめる感じで、打ち手を応援しながら見ている前提だと応援に更に熱が入ってその勝ち負けに感情移入してしまう。両方とも解説ありきで楽しめるコンテンツだなと思っています。

話の流れで麻雀の解説について自分の思いでを書いてしまうのですが、昔(20年間くらい前?)ゲームの対戦記録を文字起こししていたことがありまして、いろいろと似たようなものを探したことがあったのですが、その中にMJのセンモニで流されていた実況解説がありました。実況の状況に変化があった時の盛り上げ方、解説の淡々とした感想交えた説明、その他タイミングなど、非常に勉強になったことを覚えています。

積み重ね

今書いていて、20年前からMJってあったっけ?と調べたところ、2002年3月稼働の様でした。MJが出る前にも麻雀コンテンツは当然あって、そういった知識の積み重ねが麻雀の打ち方はもちろん、そしてその盛り上げ方にも反映されているんだろうなと感じざるを得ません。
余談その1ですが、私の麻雀歴はおなかの中にいた時に、外の人が麻雀をやっていたところからスタートします。年数を重ねれるだけで強くなるわけではないですが、ネタとしては面白いよね、とよく使っています。余談その2は私の「間違っているけど信じたい名言」に「世界で一番おいしい食べ物はマクドナルドである。なぜなら一番売れているからだ」というものがあります。というのは、何かが良くなる過程って、かかわった人が多ければ多いほどよくなるよなと考えているからです。例として上げたいのが大貧民で、たくさんの人が手を加えてローカルルールが生まれました。私が初めて大貧民をプレイしたときには8切りはありませんでしたが、いつの間にか当たり前のローカルルールとして存在していました。そしてこのルールが素晴らしいものであることは疑いようはないでしょう。
麻雀も指南書の数には枚挙がありませんし、題材にした漫画や、コンテンツもそれこそ星の数ほどあります。そういった歴史が麻雀を面白いものにしていったんですよね。1964年に赤牌が登場したり、喰いピンがいつの間にかなくなったり。たくさんの人が触るゲームはもはや生き物なんだよ。



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