SARA のエトセトラ(その1)

HPを立ち上げて一回目の日記を何にしようか考えていたのですが、SARAについて書くのが良いと思いましたので、いろいろと書いていきます。


SARAは1997年に作成されました。
当時学生であった私は、そのころ地元でマジックザギャザリングの草の根大会を開いていたのですが、そのころの友人たちと自分たちもゲームを作ろうという話が立ち上がり、そして作成されました。
作成されたといっても、コピー用紙に針金人間が書かれたものをスリーブに入れただけの粗末なものでしたが、それでもゲームとしては産声を上げました。マジックの大会で片手間に遊んでもらった結果、非常に好評だったことが、その後もこのゲームを作り続ける理由になったのかもしれません。

その時のサークルWheel of Fortuneとしてゲームマーケットに初参加したのは、学生を卒業した2005年となりました。

ちゃんと名前が載っていてホッとしました。ここまで製品化に時間がかかった理由は絵を描く人がいなかった事があげられます。あげられますってそれがすべてなんですけどね。友人に頼んで友人の先輩を紹介してもらう、みたいなかなり強引な人脈の作り方でした。その時のバージョンはやはりコピー用紙に厚紙を挟んでスリーブに入れたものと、前とそんなに変わらないものでしたが、当時のHPにも高評価のコメントをいただき、成功だったと思います。
Wheel of Fortuneとしては2006年もゲームマーケットに参加したのですが、その時に出したゲームは失敗だったので、ここでは述べません。


その後仕事の関係で関東に引っ越したのですが、インストールに誘われスタッフとして活動することとなりました。千葉船橋の西武公民館で定例会を行っている傍らゲームを作ろうということで、数を出すため昔のゲームであるSARAを引っ張り出して再度製品化することに。今度は絵師を改めて美岳先生にお願いし、だいたい今の形となりました。サークルとしてのゲームマーケットの参加は2012年秋から。SARAが出されたのはそのちょっと後の2014年秋から。そこそこの数を作り、だいたい売れたので成功だったと思います。


インストールが解散となったので、改めて個人でWindfallを立ち上げゲーム作成を続けることに。1作目のプラチナシェフバトルが様々な要因で惨敗したため、その要因の一つであったラインナップの少なさや知名度の低さを補うためSARAを再度作り直し、ラインナップへと加えることに。作り直したといってもゲームルールや絵には手を加えずインターフェイスと説明書を一新したバージョンとなります。文字の大きさを調整し見やすくなり、説明書を手直しし遊びやすくなったと思っています。ゲームの作成っていろんな要素がありますよねと、再確認させられました。

これが現在販売しているバージョン(ver3)となります。


今回はここまで。次回のSARA話はデザインの話をするつもりです。

Windfall

ゲームサークル windfall はカードゲーム、ボードゲームなどのアナログゲームを作成、販売しております。

0コメント

  • 1000 / 1000