【SARA】

ゲーム概要

ターン製バッティングゲーム
プレイ人数:3~5
プレイ時間:約10分

ストーリー

あなたは財布を忘れてお店で食事をした不届きものです。
しかし優しい店長は
「この中で一人だけ、最初にノルマを達成した人だけ許してやる。他は警察行きだ!」
と助け船を出してくれました。
さぁ! 人を蹴落とす皿洗いバトルの開始です。

ゲームの進め方

各ターンの行動は当番から順番に宣言します。 
宣言できるのは「洗う」「運ぶ」の二種類から1つだけです。
「洗う」はぶっちゃけるとパスです。
このターンは何もせず、ターンの最後にカードを1枚引けます。
手札が無い時にも「洗う」を宣言することになります。
「運ぶ」を宣言するとき、1枚か2枚のカードを伏せて場に出します。
全員の行動が宣言されたら、「運ぶ」で出されたカードを表替えします。
「皿カード」が邪魔されずに運ばれたら、ノルマが入ります。
が、同じターンに「横取りカード」が運ばれていたら、「皿カード」は横取られ、ノルマも横取った人のものになります。
まだ誰も10点のノルマを達成していない場合、当番が次の人に移ります。
そして行動宣言から繰り返して皿を洗っていくのです。
10点のノルマを達成したらその人の勝利です。ゲームが終了します。

カードの説明

カードには ノルマを得る「皿カード」
同じターンに運ばれた皿カードを横取る「横取りカード」
壊れるリスクの高い「どんぶり」
ノルマの高い皿を壊す「バナナの皮」
カードを引くことができる「洗剤を取りに行く」
さぼっている人に罰を与える「店長の怒り」 があり、様々な展開が生まれます。

 「店長の怒り」は特殊なカードです。
さぼっている人(運ぶを宣言し、皿カードを運んでいない人)がいた時、怒りが飛んでいき、手札をすべて捨てさせます。
そして、さぼっていた一人につき2枚のカードをボーナスとして引くことができます。
ただし、さぼった人が一人もいない場合、自分がカードを捨てる羽目になります。
出し時が難しいカードですが、ゲームにピリリとアクセントを加えてくれます。

ゲームのコツ

勝つためにはしゃがむタイミング、場の展開の読みあい、手札のマネジメントなど様々な要素を考えながらプレイする必要がありますが、突然ひょいと勝ってしまうことがあるのもこのゲームの魅力です。
稼がなければいけないノルマは10点ですが、どんぶりを運ぶと5点のノルマを稼げます。
二つ運べばそれだけで勝利です。
もちろん、運べれば、ですが。

インタラクションゲームの入門編にとてもおすすめです。 

Windfall

ゲームサークル windfall はカードゲーム、ボードゲームなどのアナログゲームを作成、販売しております。

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